金彩施工2

前回は現場での施工を託されたので
恐る恐る自分達で不慣れながら金彩の
施工をした話を掲載しましたが、
今回は工房で施工後の搬入のための
サンプル作りです。

例によって京都の金彩作家 佐藤銀次郎氏に
金箔施工していただきました。




かなり繊細なので乾かしたり接着のあんばいに
よっては剥がれることもあるので

熟練の腕が必要だそうです。


金箔も沢山種類があるので絵によって
奥行き感をだしたり明度、再度の変化で
使い分けします。



このように色ムラやいぶし感が出てる箔は京都でも色によっては今は需要がないので在庫に無いそうです。


これだけ見てても…古いサンプルでしょうが
何とも言えない中間色がかっこいいです。
サンプル帳を見て改めて日本の美意識を感じました。

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