生地に絵や文字を描くアレコレ

技術的な話になりますが以前は洋服に直接絵を描いたりして量産しており、最近もそんな仕事がたまにあります。
皆様も自分用やお子さん用など生地にオンリーワンアイテムとして描いたりスタンプしたりと
クラフト作業をしたことがあるんじゃないでしょうか。

生地はなかなか絵の具が伸びず、染料のように染み込むような風合いは
なかなか出せません。

今回生地用に用意したのは

ペベオ・セタカラー


セタカラーは通常の生地用という感じで可もなく不可もなくです。ステンシルや描写には向いていて色数もあるしパール色も揃っていて使いやすいです。



あと、イケるんじゃないかと用意したのが


リキテックス・リキッドと魔法の一滴ファブリック・メディウム



リキッド絵の具はドローイングなどに重宝してます。しかし生地に使用したことがなかったのですが
染料ぽくなるのでは?!と試してみました。
これがなかなか染料ぽく、生地に馴染んで落ち着いた風合いです。


セタカラーのメディウムで伸ばしたほうがやや鮮やかですね。しかし、触り心地がファブリックメディウムのほうが断然柔らかです。

締めにアイロンで定着させます。ミニアイロンは作業用、携帯用で意外と馬力があり180度まで温度が上がります。
これはスチームがないので霧吹きでやれば問題ないです。



ちなみにトライなんですが耐水性ではないリキッドインクに・・・

アクリルえのぐようのメディウムを入れてイレギュラーな混ぜ方で塗布すると、ややラバープリントのような硬めの質感になりますが洗っても見事落ちませんでした。


業界の方に怒られそうなミックスの仕方しておりますが、生地専用のものでなくても、絵の表情を出すには画材を工夫してみれば良いですね。
最近はペンタイプのものも沢山出てるので筆や色々用意しなくても手軽にできるいい時代だとつくづく思いました。

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