金彩施工3

いよいよ本番で京都の株式会社新田さんとコラボの施工です。

選りすぐりのバインダー液で絵を描いていき金箔を貼り付けるという
工程なのですが、このバインダーが一筋縄ではいかず
液体の溜まり方によってはまっすぐ描いたつもりでも
歪んでしまいます。


なので速度と液体の溜まり方を見ながら描いていきますが
盤面は黒なので見づらいこと・・・。

なんとか流れ作業で描き切りました。
文様のような絵のような全体図ですが、



とにかく金泊は塗料の金よりずっと金の見栄えが良く、
思った以上に豪華に見えます。




着物に金彩すると不思議なことに逆に生地目に馴染んで
ぐっと落ち着き放った豪華さになります。





最近では京都でも職人さんがだいぶ減って
やむなく閉鎖に追い込まれたり少人数で回していく
やり方をされてますが、また違う境地で展開していく
伝統産業に貢献し応援していきたいと思います。




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