羽の絵

少し前の作業でしたが、Youtubeから大人気になったみやかわくんのシングルのジャケット用壁画を描きました。

ラフをデザイナーさんに見せていただいた時に、さほど何か難点があるものは無いんじゃないかと軽くみてたんですが、意外にも色や自分をコントロールするのが難しく、また
初めてスチレンボードを支持体としたのでどう仕上がるか不明でした。

工程として下地、テクスチャー付け、塗装、またテクスチャーでの工程をなんとなく頭に入れて作業を進めていきましたが、スチレンボードが意外とシッカリしてて・・



水を含むので反るには反るんですが、シッカリモデリングペーストがのって、固定されていきます。別物の支持体のような感じになってきました。いつもはここまで工程を撮らないのですが、変化のさまが楽しくて良かったんです。継ぎ目の部分も盛り上げて塗布していけば問題ありません。
問題は半端ないスクワット的な動きが必要なことでした。サポートで誰かお手伝いしてもらえばよかったです。


多少の塗り残しは気にせず、アクリルやペンキを調合した青を塗る。



2枚めあたりから青が眩しくなってきました。青って一面そうだとしても不快ではない色です。心理的には集中できる色のようなので気が締まる感覚でした。
また微妙な色味のニュアンスが必要で出力用紙とiphone、PCを全部みながら比較して近い色になるように塗りまくり。。



デザイナーさんの職場がアトリエ化して申し訳ないと思いつつ、完全に集中してました。
みやかわくんのリクエストに翼の形にこだわりがあったようなので注意深く崩さないように描き込む作業。

少し青が暗いのかと、これから彩度があがっていきます。


爽やか系のエメラルドグリーンを少しいれてます。日本人は本当にこの青磁色が好きですよね。もう太古からそうだし嫌いだと言う人を知りません。昔から絵にも焼き物にも使われていて馴染み深い色です。
とにかく青も6色ぐらいは違う色味で使った記憶があります。


夜に室内で撮ったので色が沈んでみまえますが、結構味が出て爽やかなけど、意味深な表現だなと思います。何故片方、何故リアルチックな羽。

どう写真で撮影されるかこの時は不明でしたが、このままでも
結構存在感あり楽しみです。




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