東鷲宮病院での壁画、絵画提供

埼玉県の東鷲宮病院にて小児科の壁画制作と絵画の提供を致しました。







こちらの記事で準備段階を書きましたが、にじみやぼかしの多い壁画でしたので
うまい具合に仕上がるか不安でしたが、根気よく塗り重ねていくしかない作業でした。












スペースにも余裕があり準備万端でのぞんだので特に問題もなく
スタッフの方々も親切な対応をしてくださったので予定通り仕上がりました。
事前のクロスの種類確認、必要分色数の調色、道具の手配、車の準備、応援の方の連絡など基本的なことですが時間をかけてやったので、快適でした。
小型のプロジェクターもギリギリまで引いた割にはアウトラインと確認作業に役立ちました。



絵の提供はあっても病院での施工自体は初めてでした。新設の病院なので
絵やアートは美術館のように鑑賞できるスペースがあります。
病院と作家との間にディレクションをしてくださる方がいたので
他のスペースに置いてもプロジェクトとしてのホスピタルアートが成り立っていました。

近年のホスピタルアート、エビデンスにおいても明確な効果がある、と聞きます。http://www.afpbb.com/articles/-/3194788?cx_part=search(もう少し詳細を知りたい・・)
感覚だけでない明らかな不安解消なのでしょう。

若かれし頃、古い病院に入院した時にシミだらけの天井ばかり見つめていて、不安ばかりを感じていました。この時人を癒すのは人だけですが、覆うもの全体に何らかの気配りがあったら医療従事者、患者さんのケアに繋がると思います。

そういった見えない部分でケアの貢献ができていれば幸いです。


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